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SEASON'S REPORTTokyogrown's Producers
~生産者など~

『親子でつなぐ日の出町のトマト』

農業編農業編

野口農園

野口 隆昭さん / 野口 雅範さん/ Noguchi Takaaki / Noguchi Masanori /

親子2代で作り出す、日の出町の誇り

西多摩郡日の出町で農業を営む野口農園さん。日の出町はトマトの産地として有名ですが、特に野口さんの作るトマトは味が濃くて美味しいと大人気です。日の出町のトマト栽培を牽引してきた野口さん親子の気さくな雰囲気と明るさが、真っ赤なトマトに良く似合っていました。

トマト本来の甘みを引き出す土づくり

野口農園が目指しているトマトは、皮が柔らかく、酸味・甘味のバランスが良く、トマト本来の味わいを濃く感じられるトマト。そのため、「土づくり」にこだわって栽培しています。
土壌診断の結果を見ながら、油粕などの数種類の有機質肥料などを使用して、トマトに最適な「土づくり」を行っているんです。
さらに、栽培前には土を深く掘り起こし、地中深くまで根が張れるようにします。そうやって最初は伸び伸びと育て、成長するにつれて与える水分を減らして厳しく育てる。厳しい環境になった時に、大きく張った根から養分を一生懸命吸い取ることで甘く濃い味のトマトになるそうです。

手間を惜しまず育てること

病気に大変弱いトマト。その中でも大敵なのは「カビ」です。
ハウス内にカビが蔓延してしまうと、トマトが全部ダメになってしまうことも。このカビは枯れた花や葉っぱに発生しやすく、普通は農薬で対処するのですが、野口さんは農薬の使用を極力控えるために、花がらや余分な葉を一つ一つ手で摘み取っているんです!
「とても根気と時間のかかる作業ですが、せっかく作るなら安全で品質の良いトマトを作りたい。」
そう話してくれた野口さんの顔には、手間をかけた分だけの、トマト作りに対する自信がみなぎっていました。

情報を残して未来につなげる

去年からは作業工程をパソコンで管理。どんな農薬をいつどれだけ使用したか、病気の発生時期や対処法・効果など、作業を「見える化」することで、次にやって来るであろう事態を想定でき、作業の段取りが付けやすくなりました。
農業は毎年の天候などによって大きく左右されてしまう仕事なので、毎年毎年が新たな問題と挑戦の日々になります。ですが、データを残し、経験値をきちんと蓄えることで、農薬の使用回数を減らしたり、良い対処法を選択できるようになる効果があるんです。それが、「美味しい日の出町のトマト」をこれからの世代にもずっと作り続けてもらえる未来につながれば嬉しいと語ってくださいました。

東京都GAPで作業が効率化して安全性もアップ

野口農園さんは東京都GAPの認証も受けています。
作業場や倉庫を整理整頓して不要な物を処分したことで、作業効率が格段にアップ。農機具や包装資材の保管場所が定まっていることで、親子の意思疎通がスムーズになりました。
また、GAPで求められる管理基準をクリアすることで、食の安全に対する責任を果たしているという自信が持て、自分たちも安心して作業が行えるようになったんだそうです。

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