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~生産者など~

『変化を恐れずチャレンジを』

農業編農業編

果実の相田園

相田健吾さん/ AIDA Kengo /

地元に根付く「果実の相田園」

西東京市にある「果実の相田園」。ナシ・ブドウ・キウイフルーツを生産し、“完全朝採り”で新鮮な果樹を地元の方々に提供しています。その相田園の農主、相田健吾さんにお話を伺いました。相田さんにインタビューをする中で、新しいことにも前向きに挑戦する姿勢がとても印象的でした。果樹を生産し60年続く相田園ですが、これまでにたくさんの変化もあったそうです。今回はその変化についてお話を聞くことができました。

新しい栽培法「盛土式根圏制御栽培法」の導入

果樹を栽培していると畑の病害に苦しむことも。その病害の1つである「紋羽病」。土の中の菌が原因で起こり、被害が進むと樹が枯れてしまいます。相田さんが就農した時、この紋羽病の被害でナシの収穫量が激減、最盛期から1/3にまで減っていたそうです。ナシの収穫量に頭を抱える中、相田さんは栃木県で開発された「盛土式根圏制御栽培法」を知り、視察に参加します。実際に見て学び、取り入れるべき技術だと感じたそう。東京都の都市農業経営パワーアップ事業(現 都市農業活性化支援事業)で「盛土式根圏制御栽培法」を最初に導入する農家として取り組み、導入後はナシの病害は改善され収穫量も回復していったそうです。その後、相田さん達に続き、都内の農家に盛土式根圏制御栽培法が広まっていきました。

視覚的な変化

果物は比較的単価が高いため、一般的には年配のお客様が多い傾向があります。しかし相田さんは「長く果樹園を続けるには幅広い年齢の方に利用してもらう必要がある」と考えました。作り手の世代交代と共に“客層の改革”をして、新しく若者層の獲得をすることに。まずは果樹園のイメージを一新するため、個人直売所の建て替えとロゴ制作に取り組んだそう。建物は黒のモダンな外観で若い人も立ち寄りやすい雰囲気に。ロゴはデザイナーさんと相談しながらこだわりを詰め込んでいったそうです。「相」には木のシルエットを入れ、3つの丸は少しずつ大きさを変え、上から“ブドウ、キウイフルーツ、ナシ”と生産している果樹を表しています。「田」には直線的で管理された畑にしていきたいという想いを込めたそうです。このように建物やロゴのイメージを変え、若いお客様にも目を引く相田園になりました。

フレッシュな果実を楽しめるイートイン

直売所の建て替えを機に内装も変え、飲食店の許可を取得して果樹の加工販売もできるように。果樹は少しでも傷のついたものは商品にできません。味には変わりないため、少し加工すれば美味しく安く提供できます。イートインを設けたことで、新鮮な果樹をその場でお客様に提供し、さまざまな形で楽しんでもらえるようになったそうです。買い手にも売り手にもたくさんのメリットがあるイートインにより「高価な果樹を気軽に楽しめる」と若いお客様も増えたそうです。これまでたくさんの挑戦をしてきた相田さん。「何事にも波があり、長く続けることだけが正しいとは限らない。上手くいくかは分からないが、東京都のサポートがあり挑戦しやすい環境が整っているものもあるので、良いと思ったものは前向きに挑戦していきたい」とお話ししてくださいました。様々な取り組みをしている果実の相田園の新鮮な果樹をぜひ味わってみてくださいね!

相田健吾さんへの一問一答

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