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SEASON'S REPORTTHE 東京仕事人

『小笠原の水産業を支えるメカジキ漁の漁師』

水産業編水産業編

漁師

平山剛士さん/ TAKESHI HIRAYAMA /

人と同じものを売るより、体を動かしながら技術を得たい

小笠原・父島の漁師、平山剛士さんは島外の出身。流通業界でサラリーマンとして働いたあと親族の経営するスーパーで働いていました。働き方や小売業のあり方に疑問を感じていた時、父島に移住した友人から漁師の募集があると聞いて移住を決意します。漁師歴は20年を超え、メカジキやソデイカ、オナガなど、季節や魚の値段によってターゲットを変えて漁をしているそう。これまでに釣った一番大きなメカジキは何と320㎏! 電動ウィンチを使いながら2人で引き上げたと聞くと驚きです。

一本釣りは釣り自体を楽しめる!

平山さんと一緒に船に乗るのは、乗り子(見習い)の折田さん。折田さんは複数の地域の漁師から「自分の船に」と誘われていましたが、小笠原の平山さんを選びました。小笠原で漁師になる魅力について、平山さんはこう語ります。
「僕の船では網ではなく釣りをします。底魚一本釣り漁では乗り子も扱う竿があるので、釣り自体を楽しめます。父島の漁港には10代~20代の若い乗り子がたくさんいます。年齢が近い仲間がいるのも大きいです」

誰にでも同じようにチャンスがある小笠原のメカジキ漁

小笠原で一番漁獲量が多い魚がメカジキです。このメカジキ漁で使う道具を、父島の漁師は共同の作業場で作ります。「同じ漁場に行って同じ道具を使えば、皆同じようにメカジキを釣るチャンスがあります。だから若手が独り立ちしやすい。これから漁師を始める人にとって、父島は理想的な環境です」と語る平山さん。父島には単身用とファミリー用の新しい寮があるほか、仕事に必要な船舶免許などの各種資格試験受験の費用も東京都が一部補助しています。

自分のペースで、自分の目標に沿って働けるのが魅力

同じ釣り方をする漁でも、漁師によってエサが違います。
「縦縄漁では、餌を付ける位置や大きさ、種類を工夫します。エサの種類や位置はだいたい決まっていますが、僕はイカを使うのが好き。餌代が高額になりますが、こだわりなので譲れません(笑)」
肉体的な負荷が大きな漁師という職業ですが、自分のペースでイメージどおりに仕事ができるのが魅力です。「今日はこれだけ釣る」という目標を達成できた時が最高だと、笑顔を見せてくれました。

東京の水産物「メカジキ」のページはこちらから
https://tokyogrown.jp/product/detail?id=571341

平山剛士さんへの一問一答

QUESTIONS AND ANSWERS

どんなところにやりがいを感じますか。
自分で仕事のペースを調整し、イメージどおりに仕事ができるところです。
どんな魚を釣っていますか?
7割がメカジキで3割がオナガやソデイカ。時期と魚の値段で臨機応変にいろいろな魚を釣ります。
オリンピックに向けての取り組みを教えてください
小笠原島漁業協同組合がマリン・エコラベル・ジャパンの認証を受けています。適正な資源管理をして持続可能な漁をしているという証明です。

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