東京の水産物

メカジキ

メカジキの特徴

カジキの仲間は槍のように長く突き出た上あごが特徴で、餌を採る際にこれを振り回して獲物を打ちのめすほか、大型のサメ類から身を守るためにも用いられます。その中でもメカジキは目が大きく、名前の由来になっています。温暖な海を高速で回遊する大型の肉食魚で体長4.5m、体重500kgに達するものもあります。東京都の海域では主に小笠原諸島周辺海域で立て縄(水深600mほど)によって1尾ずつ漁獲されるため、身の傷みが少なく市場評価は高くなっています。平成26年(2014)の漁獲量は約230t。身の色は白く肉質はやわらかで、ステーキやマリネのほか、新鮮なものは刺身として食されます。

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