下山千歳白菜【しもやまちとせはくさい】
昭和20年代に「下山千歳白菜」として品種登録。当時、関東一円のハクサイ産地がウイルス病で壊滅的な被害を受けていたなかで、病気に負けず残った品種であり盛んに栽培されました。最大で10kgにもなり、漬物にした時のシャキシャキした食感が特徴。旨味が強く、お鍋に入れても、中の柔らかい部分をサラダにしても美味しいハクサイだそうです。
東京に伝わる伝統野菜である江戸東京野菜。その解説をした本「江戸東京野菜」の著者の佐藤勝彦さん(東京の味 押上よしかつ店主)に、江戸東京野菜の歴史や美味しい食べ方について聞いてみました。これであなたも江戸東京野菜通になれるかも!?
江戸東京野菜とは?
https://tokyogrown.jp/product/edotokyo/
東京の味 押上よしかつ
https://tokyogrown.jp/restaurants/detail?id=571686
※歴史については諸説あります。
昭和20年代に「下山千歳白菜」として品種登録。当時、関東一円のハクサイ産地がウイルス病で壊滅的な被害を受けていたなかで、病気に負けず残った品種であり盛んに栽培されました。最大で10kgにもなり、漬物にした時のシャキシャキした食感が特徴。旨味が強く、お鍋に入れても、中の柔らかい部分をサラダにしても美味しいハクサイだそうです。
別名「東京大長人参」とも言われているニンジン。「滝野川ニンジン」は、根が長い品種で、長さは1メートルにも及びます。耕土の深い滝野川(東京都北区)は、根の長い野菜の栽培に適していたため、「滝野川ニンジン」以外にも「滝野川ゴボウ」が有名です。肉質はとてもしまっていて、ニンジンの香りが強いのが特徴。煮物として調理するのが一番おすすめだそうです。
江戸時代から大正時代まで盛んに栽培された野菜。現在の荒川区三河島でよく栽培されていました。徳川家が人口増加に伴い、食糧確保が急務になった際に、当時の食を支えるために、育成しやすく、大きく食べ応えがある三河島菜が多く栽培されたと言われています。生でも食べられるので、熱調理の際は、最後に加えると風味と味がよく出ます。
今回は「冬の江戸東京野菜収穫体験&山分け@ファーム渡戸」に参加して、収穫体験もして、さらに佐藤さんに江戸東京野菜の歴史について教えていただきました。また収穫後には自分で収穫した野菜を佐藤さんが営む押上よしかつで調理をしていただきました。
自分で野菜を収穫し、食材のルーツを知った上で食べると、さらに美味しくいただけました。これからも江戸東京野菜についてもっと知りたいと思いました。
※撮影のためマスクを外しています。