もぐちゃんハピちゃん 食育クイズ!

PART-3

食育に関するの基本的な考え方や
知ってほしいQ&Aをクイズ形式でまとめました。
ぜひ皆さんでチャレンジしてみてください!
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  • 中級編
  • 上級編

中級編

01

東京では、意外な場所でも養蜂も行われています。どんな場所でミツバチを飼育しているでしょうか。

  • ① 学校
  • ② 住宅街
  • ③ ビルの屋上
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正解:すべて です。

東京では、主に多摩地区や島しょ部の養蜂家がハチミツを生産しています。そのほか、銀座や原宿のビルの屋上に巣箱を置き、近隣の公園などの花木から蜜を集めています。また、農産物を受粉させるために、ミツバチを利用し、採蜜している農家もあります。
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02

伊豆諸島から小笠原諸島で漁獲される「クサヤモロ(アオムロアジ)」で作られる伝統食材は何でしょうか。

  • ① くさや
  • ② かまぼこ
  • ③ 塩辛
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正解:① くさや です。

クサヤモロは伊豆諸島から小笠原諸島まで広く分布しており、八丈島や父島では伝統的な棒受け網漁により漁獲されます。令和4年(2023年)の漁獲量は約10.5tで、伊豆諸島では伝統食材「くさや」の原料として、また、すり身にして「たたき」の原料として利用されています。近年は、ムロアジを原料にしたハンバーグなど新たなメニューも開発されています。

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03

食品ロスとは何のことでしょうか。

  • ① 世界的に食品が不足すること
  • ② 好きなものが食べられなくなる悲しみ
  • ③ 食べられるのに捨てられる食品
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正解:③ 食べられるのに捨てられる食品 です。

食べ残しや買いすぎなどにより、捨てられてしまう食べ物を「食品ロス」といいます。日本では、年間472万トンもの食品ロスが発生しており、そのうち約半分が一般家庭で発生しています。(令和四年度推計値)食べられない部分(魚の骨ほねなど)は食品ロスに含ふくまれません。同じように野菜やさいやフルーツでも、食べられない部分(種たねや皮など)は家庭で捨すてても食品ロスにはなりません。
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04

早春の縁起物、春の七草。「スズナ」と呼ばれる野菜は何でしょうか。

  • ① ダイコン
  • ② カブ
  • ③ ニンジン
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正解:② カブ です。

春の七草(七種)とは、新年1月7日の朝に食べる七草粥(かゆ)に用いられる早春の野草7種類です。「せり、なずな、ごぎょう(ハハコグサ)、はこべら(ハコベ)、ほとけのざ(コオニタビラコ)、すずな(カブ) 、すずしろ(ダイコン) 、これぞ七草」という歌のとおり、古くから「若菜摘み」の風習は春の訪れを告げる行事とされてきました。
カブは全国各地で様々な色、形、大きさの在来品種があり、地方特産野菜として親しまれてきました。東京都でも、明治末期から葛飾区金町付近の「金町コカブ」などが特産として生産されてきました。
カブは寒さにあたると甘味が増してきます。サラダ・漬物の他、煮物にも向いています。新鮮なカブは葉もおいしくいただけます。とれたて新鮮なカブで冬を元気に過ごしましょう。
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05

ブルーベリーの国内栽培発祥の地は、東京都内のどこでしょうか。

  • ① 世田谷区
  • ② 青梅市
  • ③ 小平市
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正解:③ 小平市 です。

日本の「ブルーベリーの父」と呼ばれる東京農工大学の故 岩垣駛夫(いわがきはやお)教授は、北米から初めて日本の気候に適したブルーベリーを取り寄せました。
そんな岩垣教授の教え子の一人が、小平市出身の農家でした。それまでは主に加工品で流通していたブルーベリーを、大消費地東京に新鮮な果実で供給できる面からも有望であり、国内最初の栽培地として白羽の矢が立ち、昭和43年(1968年)に小平市内でブルーベリーの栽培が始まりました。
小平市内で始まったブルーベリー栽培は、今や全国に広がりました。初夏から夏にかけて、都内でも摘み取り園や直売所などで美味しいブルーベリーが楽しめます。
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06

カレーや給食でもおなじみのニンジンを一番多く作っている都道府県はどこでしょうか。

  • ① 千葉県
  • ② 徳島県
  • ③ 北海道
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正解:③ 北海道 です。

毎日のメニューに大活躍のニンジン。季節ごとに産地をリレーしながら作られています。生産トップの北海道は全国に占める収穫量の割合は約3割。春は徳島産、夏は青森産、秋は北海道産、冬は千葉産と主な産地が変わります。
東京都では、明治時代に西洋系のオレンジ色のニンジン「馬込三寸ニンジン」が導入・生産され、現在の主流品種の先駆けとなりました。その名のとおり長さ10cm(三寸)ほどでずんぐりとした三角形の香り良いニンジンです。大田区馬込地域の特産だったニンジンは江戸東京野菜として現在にも受け継がれています。
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上級編

01

伊豆・小笠原諸島周辺の水深200~800mに生息する深海魚「キンメダイ」。東京都で用いられる漁法は何でしょうか。

  • ① 巻き網
  • ② 一本釣り
  • ③ 延縄(はえなわ)
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正解:② 一本釣り です。

大きなものでは体長50cm、体重4kgにもなる「キンメダイ」
東京都の漁業では、一本釣りによって漁獲され、伊豆諸島を中心に漁獲されています。令和4年(2023年)の水揚げは800tを超え、東京の全漁獲量の約4割を占める水産重要魚種です。そのため、夜間操業の禁止やサイズの制限、産卵期である夏季に禁漁期間を設けるなど、資源の維持管理に努めています。
刺身や干物等をはじめ、洋風の調理にも良く合うため幅広く利用されていますが、特に煮付けは有名です。
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02

食品ロスゼロを実現するために、食事会での「●●運動」が推奨されています。●●に入る言葉は何でしょうか。

  • ① 3010
  • ② 5020
  • ③ 2020
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正解:① 3010 です。

乾杯後の30分間は席を立たずに料理を楽しみ、お開きの10分前からは自分の席に戻って再度料理を楽しむ。これが「3010運動」です。
みんなで呼びかけ、食べ残しをしない環境にやさしい食事会にしましょう。
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03

ミカンは、1本の木に何個くらい実ができるでしょうか。

  • ① 200~300個
  • ② 600~700個
  • ③ 1000~1100個
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正解:② 600~700個 です。

ミカンの木には、よく実をつける表年と、あまり実をつけない裏年を交互に繰り返す性質があります。そのため、栽培農家ではせん定技術を駆使して、毎年安定して収穫できるよう工夫しています。
栽培上は、1本の木から約60~70キロ(ミカン1個約100グラム換算で600~700個)のミカンを収穫できるよう調節します。
都内では、多摩湖南側の温暖な南斜面である武蔵村山市などでミカンが栽培され、10月下旬ごろにはミカン狩りを楽しむこともできます。近年の温暖化に伴い島しょ部の他、練馬区などでも栽培が広がり、冬の直売所の彩りとなっています。
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