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SEASON'S REPORTTokyogrown's Producers
~生産者など~

『新しい都市農業のスタイルを』

農業編農業編

関ファーム

関 健一さん/ SEKI Kenichi /

トマト好きだからこそ

「父でもある先代から関ファームを引き継ぎ、まず最初に作り始めた野菜がトマトです。その理由は極めてシンプルで私自身が“トマトが大好き”だから。」そう語るのは関ファームの関健一さん。「先代は東京での水菜作りのパイオニアでした。先代と同じもので勝負するだけではなく、良いものは残しつつ、新しいものにチャレンジしたかった。」そんな熱い想いを持ち、今では「COCO TOMATO」というブランドトマトを確立した関さんに、今回お話をお伺いしました。

“COCO TOMATO”への想い

「私の目指すトマトは甘いだけのトマトではなく、酸味と“滋味(じみ)”を追求したトマト。」“滋味”とは豊かで深い精神的な味わい。直感的に感じる野菜本来の味わいのことだそうです。また東京の美味しい野菜を東京の人に食べてもらいたいという想いからCOCO TOMATOブランドを立ち上げたそうです。しかし最初は関さんが目指す「トマト本来が持つ「甘味」「旨味」「酸味」そして「滋味」を追求した匠のトマト」を作るのに苦労をしたそうです。

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トマトのパイオニアを目指して

COCO TOMATOの栽培は、土壌の代わりにココヤシの繊維を使用し、環境制御されたハウス栽培にすることで完璧な水分コントロールを実現しています。しかし野菜は毎日、“顔色”が違うと関さんは言います。その日の天気や気候、温度や湿度で状態が大きく変わるそうです。「トマト作りは子育てと同じ。どんなに完璧な環境を用意しても、ちゃんと“顔色”をみてあげないとしっかり成長しないんです。そして子育てと同じなので正解がないから日々勉強中です。」と語ってくれました。また「環境制御やデータである程度はコントロール出来るが、野菜作りでは経験と知識、そして勘も大事」とデジタル化している農業でも、昔ながらの方法も活かしている関さんらしい言葉も聞けました。

これからの都市農業のスタイル

関さんにこれからの都市農業のスタイルについての考えをお聞きしました。「都市は流行の発信地。だから農業の流行も東京から発信していきたい。都市スタイルの農業の“狭い土地”で生産性を上げるために、生産性の向上や商品ブランド化などによる単価アップで利益をあげていく。そして面積も増やしていくこと。また直売が増えたことで世の中のニーズをしっかり把握するマーケティングも大事。」と関さんは話してくれました。
関さんのような若い世代の農家さんたちが、東京らしい新しいスタイルの農業を確立していくのがとても楽しみです。

関 健一さんへの一問一答

QUESTIONS AND ANSWERS

農業に大切なこと
データと経験と知識と勘
好きな野菜
もちろんトマト!
趣味
サーフィン

関ファーム

関ファーム

(せきふぁーむ)

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