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REPORT農林水産体験レポ

vol.14

『くさやをスタイリッシュに味わう』

水産業編水産業編

AIGAE KUSAYA BAR

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新しいくさやの食べ方を提案するバー

新しいくさやの食べ方を提案するバー

伊豆諸島を代表する郷土食といえば、強烈な香りが特徴のくさやですね。数年前に居酒屋さんで味わって以来、出合うチャンスがなかったのですが、池袋に今までにはない新しいくさやの食べ方を提案する、くさやバーがオープンしたと耳にして出かけてみました。ビルの4階に広がる空間は、カウンターとその背後にバーボンやスコッチ、さまざまなリキュール類の酒瓶が並ぶ、まさしくシックなバーです。少し独特なのは島焼酎の多彩さと、黒板に書かれたくさやメニューの充実ぶり。店長おすすめの八丈島産の焼酎をオーダーすると、いっしょに提供されたお通しにまずびっくりです。この日はチーズにくさやを練り込んだくさやチーズと、青むろ鰺&飛魚のくさやでした。香り豊かなくさやチーズはワインにもあいそうですね。

くさやVIPルームで熟成生くさやを焼く

くさやVIPルームで熟成生くさやを焼く

くさやというと“焼きもの”を“島焼酎”でというイメージですが、AIGAE KUSAYA BARには、くさやピザやくさやアヒージョ、くさやと明日葉のマヨネーズ和えなどの斬新なメニューも揃っています。これならくさや初心者でも抵抗なく味わえて、カクテルやハイボールとともにおしゃれに楽しめそう。店長いわく「くさやをより身近な食べ物として、1人でも多くの人に味わっていただきたい」のだとか。
さて、この日の私のメインは熟成生くさや(青むろ鰺)1382円と決めました。ドリンクはショットグラスにライムではなくくさやが刺さったテキーラをオーダーして、中央にグリルが設置された専用個室のくさやVIPルームへ。

老舗のくさや汁ならではの奥深い味わい

老舗のくさや汁ならではの奥深い味わい

アレンジ料理はカウンターでいただけるのですが、“焼きもの”は他のお客さんへの気遣いから、セルフで焼いて個室内で食べるのがルールなのです。グラスのくさやを少しずつかじり、テキーラをなめるようにいただきながら待つこと10分で熟成生くさやが焼き上がりました。通常のくさやはくさや汁に漬け込んでから天日干しするのですが、生くさやは干していないため、やわらかくてジューシーな食感がたまりません。AIGAE KUSAYA BARのくさやは八丈島の老舗製造業者から引き継いだ明治時代から引き継がれてきたくさや汁を使っているため、噛むたびに口に広がる奥深い味わいも格別です。おしゃれなムードに浸りながら、待望だったくさやを堪能できました。このくさやバー、今後は若い女性や外国人旅行者たちにも話題になりそうな予感です。帰りには出口に用意された消臭スプレーを吹きかけて、安心して夕方の少し混雑した電車に乗り込みました。

くさやバーはこちらです

AIGAE KUSAYA BAR

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