奥多摩との出合いはフィールドワークで
「大学1年の時に入ったサークルの研究先が、たまたま奥多摩だったんです。それから4年間、街づくりや環境問題のフィールドワークを奥多摩でやるなかで、人とのつながりがどんどんできました。大学卒業と同時に奥多摩に移住して自分で会社をつくったんです。空き家をシェアハウスとして活用したり、森で結婚式を挙げられるサービスを提供したりする事業を自分で手掛けました」
そうして奥多摩での暮らしをつくりあげているなか、身内の不幸で実家のある神奈川に戻ることに。
「その頃はお金を稼ごうと思って、地元で不動産営業をがむしゃらにやりました。そこに、今の会社(森と市庭)ができるから来ないかって声がかかったので、奥多摩にまた戻ってきたんです」

