森林浴登山・古里駅〜大塚山〜御岳ビジターセンター

10月2日(土曜日)、東京都農林水産振興財団・森の事業課が主催する「森林浴登山」に同行取材をしてきました。
この登山は、都民の皆様に森林の魅力を伝え、親しみを持っていただくため開催しているものです。

今回は、大塚山コースを広葉樹林や秋の草花を楽しみながら歩いてきました。

緊急事態宣言も明け、前日までの台風16号の影響が心配されましたが、当日は朝から台風一過の青空が広がり絶好の登山日和となりました。
一般応募参加者の6名と森林ガイド7名、財団スタッフ3名が、JR青梅線古里駅に午前8時40分に集合しました。参加者の中には、小学生の家族連れや一人で参加された年配のかたの姿が見えます。本格的な登山スタイルの方もいれば、この日のために新調した登山靴で参加した方もいます。
密を避けるため、二班に分かれて出発です。

まず、吉野街道を1kmほど歩き、「丹三郎登山口」を目指します。
丹三郎登山口を入ると、いよいよ未舗装の登山道です。
梅沢寸庭林道交差点〜飯盛杉〜中ノ棒山を経て、大塚山(標高920m)までゆっくり登ります。

道中で、財団職員と森林ガイドの方々から、森林の恵み、林道の成り立ちや、杉と檜の見分け方、丹三郎付近一体のシンボルである飯盛杉などのレクチャーを受けながら、歩き進めます。
森林や雑木林の中では、都会では感じることのない爽やかな空気に包まれ、森林浴の醍醐味を堪能することができます。

大塚山での昼食後、程近い御岳山まで30分ほど歩き、御岳ビジターセンターで14時過ぎに解散となりました。

今回の歩行時間は、約4時間(休憩1時間を含む)。
歩行距離は、約5km。累積標高差は上りが650m、下りが100mでした。
登山経験が全くない私には、この標高差はかなりキツイものでしたが、それでも森林浴の清々しさに触れ、心も体もほぐれた気がします。

都心から1時間半程度の移動でできる「東京の森林浴‼︎」
ケーブルカーやリフトで登る高尾山や御岳山もおすすめですが、それ以外にも東京都内にはレベルに応じて様々な登山・トレッキングのコースが設定されています。
まずは、イベントやツアーを通じて参加してみるのもいいのではないでしょうか。
皆様におすすめします!

東京グロウン編集部/TOKYO GROWN

(公財)東京都農林水産振興財団 森の事業課

電話
042-528-0641
所在地
東京都立川市富士見町3-8-1

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