江戸東京野菜

亀戸ダイコン

亀戸ダイコン

亀戸ダイコン

亀戸ダイコンの特徴

根が30㎝程度の短いダイコンで、先がくさび状に尖っているのが特徴。文久年間(1860~1864)の頃から昭和初期まで、亀戸香取神社周辺で栽培されていました。この周辺は、荒川流域の肥沃な粘土質土壌だったため、ダイコンづくりに適していたといわれています。特に明治の頃は盛んに栽培され、「おかめダイコン」「お多福ダイコン」などと呼ばれていましたが、大正初期に産地の名を付けて「亀戸ダイコン」と呼ばれるようになりました。毎年3月には、亀戸ダイコンを奉納する「福分けまつり」が亀戸香取神社で開催されています。根も茎も葉もクセがなく、シャキシャキとした食感で浅漬けにすると格別です。

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