江戸東京野菜にも認定されている「八王子ショウガ」は、夏の終わりから秋にかけての今が旬。
主に市内の直売所やスーパーなどで購入することができます。八王子ショウガは、他の葉しょうがと比べて、辛味がそれほど強くなく爽やかな味わいが特徴です。
お酒好きとしては、八王子ショウガに味噌をつけてまずは一杯!といきたいところですが、調理しても、その味わいがしっかりと活きてきますよ。
今回は、お酒のおつまみにもご飯のおかずにもなる
『八王子ショウガとえのきのつくね』をご紹介いたします。

材料(8本分)

・八王子ショウガ  1袋弱
(太めの茎が8本取れる量)
・えのき      1/2袋
・長ねぎの白い部分 1本分
・青じそ      10枚〜20枚
・豚ひき肉     300g
(今回はTOKYO Xの挽肉を使いました)
・卵        1個
・紹興酒      小さじ2
(日本酒でも可)
・片栗粉      小さじ2
・塩        小さじ1
・サラダ油     大さじ2

作り方

1.八王子ショウガは根の部分から15~20㎝にカットする。
味噌をつけて食べる時と同じように、茎がでている部分で切り分け、きれいに洗い、汚れが残っている部分はスプーンや包丁でこそげとる。

2.茎の部分が太めの8本を選び、ボコボコしている部分を切り落とし、棒状にする。
 ※茎が細めのものは、味噌をつけて食べましょう。
3.2で剥いた部分を粗めのみじん切りにする。

4.えのきを5㎜位の長さにカットする。
5.青じそは7~8㎜の四角にカットする(お好きなサイズでOKです)。
6.長ねぎを粗めのみじん切りにする。

7.豚ひき肉に塩と紹興酒、みじん切りしたショウガとえのきを加えて良く混ぜる。
8.7に卵を加えて混ぜ、さらに片栗粉を加えて良く混ぜる。
9.8に青じそと長ねぎを加えて軽く混ぜる。
10.出来た肉だねを冷蔵庫で30分ほど休ませる(まとめやすくなります)。

11.冷蔵庫から肉だね出し、8等分にする。
12.2で棒状にした八王子ショウガの根の表面に片栗粉(分量外)をつけ、8等分にした肉だねを俵型のつくね状に巻き付けて形を整える。
※手にサラダ油(分量外)をつけて作業をするとやりやすい。
13.フライパンにサラダ油大さじ1/2を入れ、12で作ったつくねを4本入れて、中火で片面3分焼き、ひっくり返してさらに3分、弱火にして側面それぞれ2分づつ焼いてできあがり。
残りの4本も同様に作ります。

柚子胡椒を添えて食べるのもおすすめです。
鶏ひき肉で作っても良いです。えのきで入れることで旨みがアップし、更にカロリーも抑えられます。
八王子ショウガを見つけたら、ぜひ作ってみてくださいね。お酒もご飯もすすみます。

今回使用した八王子ショウガは、道の駅「八王子滝山」で購入しました。

3x3 Lab Future キッチンコーディネーター

鬼丸 美穂/ONIMARU MIHO

料理研究家/千代田区大手町にある「3×3 Lab Future」のキッチンコーディネーター。
様々な国や地域で食べられている料理を作り・コミュニケーションを生み出すことが楽しみであり仕事。
東京産食材や生産者に興味深々。

道の駅 八王子滝山

所在地
〒192-0011 東京都八王子市滝山町1-592-2 営業時間:8:00~19:00 年中無休(施設内一部店舗を除く) TEL:042-696-1201 FAX:042-696-1207
WEBサイト
https://www.michinoeki-hachioji.net/

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