温かいお料理が一段と美味しく感じられる季節になりましたね。
今回は、根菜たっぷりのボルシチ風スープを作ってみましょう。
ビーツは、春から夏にかけて(6~7月)と秋から冬にかけて(11~12月)の2度旬があり、今がとても美味しい時期。
鮮やかな赤紫色が綺麗で、甘味とほんのりと土の風味が感じられる味わい深い根菜です。
日本に持ち込まれたのは、江戸時代初期と言われています。
ビタミンCや鉄分、カルシウム、カリウムなどの栄養も豊富。
むくみや貧血などに悩まされている女性には、とってもうれしい食材ですね。
材料(4人分)
・ビーツ 1個 180g(大きさは目安です。)
・玉ねぎ 中1個 200g
・じゃがいも 小4個 400g
・にんじん 中1本 180g
・大根 1/3本 280g
・キャベツ 1/4玉 250g
・しいたけ 4枚
・ミディトマト 1袋(7個)280g
・にんにく 1~2片
・ベーコン 50g
・鶏モモ肉 2枚 500g
・オリーブオイル 大さじ1
・塩 小さじ2
・黒胡椒 適量
・ローリエの葉 1枚
・水 1,000cc
・ビーツの煮汁 200㏄
・パセリ(お好みで使う)
下ごしらえ
1.ビーツを良く洗い、鍋で30〜40分ほど、土臭さがこもらないように蓋をせずに水から煮て、火を止めて煮汁ごと冷ます。
※煮る時間は、ビーツに竹串を刺し中心部がスッと通ればOKです。
2.冷めたら、ビーツの煮汁を200ccほど取っておく。
3.ボウルに一口大にカットした鶏もも肉を入れ、塩小さじ1、黒胡椒適量、みじん切りにしたニンニクをまぶしよく馴染ませる。
4.1のビーツとにんじんの皮をむき、1cm角にカットする。
5.キャベツと、皮を剥いた玉ねぎ、大根、じゃがいもは1.5cm角にカットする。
6.しいたけは石づきをとり、軸を切り離して、軸は1cm長さに、傘の部分は1cm角にカットする。
7.ミディトマトは1/8にカットする。
作り方
1.別鍋にオリーブオイルとベーコンを入れてこんがり炒める。
2.下ごしらえした鶏もも肉を加えて炒める。
3.玉ねぎ、大根、にんじん、ビーツ、しいたけ、じゃがいもを加える。
4.水1000㏄、ビーツの煮汁200㏄、ローリエの葉を加えて強火にし、沸騰したらアクをすくい火を弱め、塩小さじ1を加える。
5.ミディトマトとキャベツを加え、野菜が柔らかくなるまで煮たらできあがり。
6.器に盛り、お好みでみじん切りしたパセリを散らす。
※ビーツをカットする時は、色移りしないよう、まな板にラップやキッチンペーパーをあてるとよい。
※下ごしらえしたビーツは皮をむき適当なサイズにカットして冷凍保存できる。
※ミディトマトはトマト缶1/2でもよい。
今回の食材は、JA東京むさし小金井ファーマーズ・マーケットで購入しました。
大根は、江戸東京野菜の「伝統大蔵ダイコン」を使用しました。
▼伝統大蔵ダイコン
https://tokyogrown.jp/product/detail?id=571284
▽JA東京むさし 小金井ファーマーズ・マーケット
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3x3 Lab Future キッチンコーディネーター
鬼丸 美穂/ONIMARU MIHO
料理研究家/千代田区大手町にある「3×3 Lab Future」のキッチンコーディネーター。
様々な国や地域で食べられている料理を作り・コミュニケーションを生み出すことが楽しみであり仕事。
東京産食材や生産者に興味深々。
JA東京むさし 小金井ファーマーズ・マーケット ムーちゃん広場
- 営業時間
- 9:30~16:00
- 定休日
- なし 休業日は3月・9月の最終平日、年末年始(12月31日~1月6日)
- 電話
- 042-385-3281
- 所在地
- 東京都小金井市中町4-16-22
- WEBサイト
- https://www.jatm.or.jp/economy/koganei.php
3x3 Lab Future
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