今が旬のブルーベリーですが、東京の生産量は、なんと全国1位なんです。(農林水産省統計データ:平成30年産)
ブルーベリーの摘み取りができる農園も都内にはたくさんあります。東京に住む人にとって、意外と身近なフルーツなんですね。

北欧フィンランドを訪れたときのこと。夏に森で摘んだというブルーベリーを使って、現地の方と一緒にベリーパイを作りました。
作り方は、びっくりするほどざっくり!お菓子作りは特別なものではなく、日常自然にあるものなんだと感じました。

今回は、フィンランドのサイマー湖水地方に暮らす3人のフィンランド女性、マリ・スティーナ・マリアンネによるメディアプロジェクト『saimaaLife』チームに教えていただいたレシピを少しだけアレンジして、今が旬の東京産ブルーベリーで作った思い出のパイをご紹介します。
※今回は、東京国分寺市にある清水農園さんのブルーベリーを使用させていただきました。

材料

※20㎝×12㎝のバット1つ分
(直径15㎝程の円形焼き型でも可)
・ブルーベリー 250g
(量が増減しても大丈夫です)
・小麦粉    200g     
・砂糖     50g     
・ベーキングパウダー 小さじ2
・バター    150g
・卵      1個
・牛乳     100㏄
・溶かしバター 小さじ1
(オリーブオイルやサラダ油でも)

作り方

1.大きめのボウルに小麦粉、砂糖、ベーキングパウダーを入れ、ざっくりと混ぜる
2.室温に戻しておいたバターを1に加えて手でポロポロになるまで混ぜる
3.2の生地を1/3だけ別の容器に入れてとっておき、残りの生地に卵と牛乳を混ぜたものを加えて均一になるまで混ぜる
4.焼き型に溶かしバター(今回はオリーブオイルを使いました)を入れてキッチンペーパーなどで全体に塗り、3の生地を流し込む
5.流し込んだ生地の上にブルーベリーをのせて、更にその上から3で残しておいた生地を散らす
6.200度に予熱しておいたオーブンで20分焼いてできあがり

 竹串や爪楊枝を刺してみて生地がつかなければ焼けています。
 お好きなサイズにカットしていただきましょう。

とっても簡単でおいしいので、休日のおやつにぜひどうぞ。
生クリームやアイスを添えると更においしさが増しますよ。

3x3 Lab Future キッチンコーディネーター

鬼丸 美穂/ONIMARU MIHO

料理研究家/千代田区大手町にある「3×3 Lab Future」のキッチンコーディネーター。
様々な国や地域で食べられている料理を作り・コミュニケーションを生み出すことが楽しみであり仕事。
東京産食材や生産者に興味深々。

清水農園

所在地
【住所】国分寺市北町5-8 【時間】10:00~12:00/15:00~17:00頃 【休日】雨の日 【主な販売品】季節野菜、ブルーベリー
WEBサイト
https://www.facebook.com/shinsenyasai.kokubunji

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3x3 Lab Future

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