『切って楽しむ東京野菜』

管理栄養士、お野菜料理家のいまむらゆいです。
食育コラム【東京の恵みdeおうち食育】の第2シリーズ、切って楽しむ東京野菜の第8弾をお届けします。このシリーズでは、野菜を切ることで発見できる、五感を使った野菜の楽しみ方をご紹介します。
今回ピックアップする野菜は「キャベツ」。大人も子どもも楽しみながら、キャベツの魅力を再発見していきましょう!

身近な野菜に改めて触れる機会を

キャベツは一年を通じて手に入りやすく、食べる機会も多いのではないでしょうか。
旬の野菜や珍しい野菜だけではなく、身近な野菜に触れる機会を作るのもオススメです。
触って、ちぎって観察しながら生で食べてみてもよし。そして、楽しんでちぎったキャベツがそのまま料理になって食べることができたら、子どもたちにとっては、料理に参加できたというステキな体験になるはずです。

キャベツは

東京都内の主な産地は、練馬区、調布市、西東京市、立川市、三鷹市。
特に練馬区では、「ねり丸キャベツ」としてブランド化されるほど、生産量も多く、特産物となっています。

今回は、畑のオープンキャンパスなど幅広く活動されている、三鷹市の冨澤ファームさんのキャベツを使わせていただきました。
▼富澤ファームHP
https://tomizawa-farm.tokyo/

キャベツをじっくり観察して、切って、味わってみよう!

・葉の模様を観察してみよう!

緑の葉の中に広がる白い線。この線はどこから出ているのかな?キャベツ全体をよーく観察して確かめてみよう!

・半分に切ってみよう!中身はどうなっているかな?

キャベツは、中心と外側で色が変わっていることがあるよ。
おうちにあるキャベツはどうなっているかな?葉っぱは全て中心の太い芯に繋がっていることも分かるね!絵を書いて観察してみよう!

・手でちぎってみよう!

外側の葉を一枚剥がして、手でちぎってみよう!パリパリ、バリバリ、パキッ。
どんな音がするのかな?キャベツの香りも感じながら、ちぎってみてね。

・切り方の違うキャベツを比べてみよう!

千切り、手ちぎり、角切り、太めの細切り。切り方の違うキャベツを並べて比べてみよう!
少し食べてみて、味や食感が口の中でどう感じるかを確かめてみよう!一番好きな切り方はどれかな?

キャベツの食育レシピ

キャベツのオススメの食育レシピを簡単にご紹介します!
じっくり観察したあとは、料理を楽しんでみましょう!

【ちぎりキャベツのごまサラダ】

ちぎったキャベツ2〜3枚をザルに入れて熱湯を回しかけます。
しっかりと水気を切ったらボウルに入れ、わかめ、ごま油、塩麹、すりごま、かつお節を加えて和えればできあがり。
キャベツは少ししんなりとして、たっぷりの量がペロリと食べられるサラダです。

【千切りキャベツのチーズ春巻き】

春巻きの皮に千切りキャベツとピザ用チーズをのせて巻き、少し多めの油で揚げ焼きに。
キャベツが口の中でほろっとほどけるような食感がたまらない一品です。

まとめ

キャベツは生でも焼いても煮てもおいしくいただける万能野菜。
味も優しい甘みがあるので、子どもたちにとっても、親しみやすい野菜です。
繊維がはっきりとしているキャベツは、切り方によって味や食感が大きく変わる野菜でもあります。
おうち食育を通して、一番好きなキャベツの食べ方を探してみてくださいね。

管理栄養士

今村 結衣/IMAMURA YUI

管理栄養士、お野菜レシピ考案家。
カット野菜工場など青果物流通業の会社員を経て、現在は野菜の切り方教室や記事執筆など野菜に関する分野を中心に活動している。野菜を美味しく食べることが生きがいで、素材の味を生かしたレシピ作りが得意。
Instagram【 #ぽんレシピ 】で170レシピ以上公開中。一児の母。

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