東京の水産物

ニジマス

ニジマスの特徴

幼魚時は体側に小判型の斑点がありますが、体長が25cmくらいに成長すると消失します。体側の頭部から尾部にかけて一本の橙色の帯があり、これを虹に見立てて英語でレインボートラウトと呼びます。ニジマスというのはその訳語です。本来の分布域はカムチャッカからアラスカを経てメキシコ北部に至る北米大陸太平洋岸とその流入河川で、日本には明治10年(1877)にカリフォルニア州産の卵が初めて移入され、東京で飼育されたのが最初といわれています。現在では、ニジマスの養殖業は多摩エリアの地場産業として定着しています。塩焼きが最も一般的ですが、大型魚はムニエルなどにしても美味です。

おもな産地多摩地域の渓流や奥多摩湖
旬の時期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
関連ページ

ページトップへ