東京の水産物

メダイ

メダイの特徴

メダイ(目鯛)はその名の由来となった大きな目や、ウナギのように体表が粘液で覆われているといった特徴があり、体色は黒く体長80cmに達します。
北海道以南の日本各地に分布し、稚魚は海面を漂う流れ藻などに付いて表層生活を送りますが、成長に伴い水深100~400mの底層付近で生息するようになります。成魚は大型の動物プランクトンを主要な餌としているほか、産卵期は12~2月の冬季であると考えられています。
伊豆・小笠原諸島は主要漁場の一つであり、主な漁法は底魚一本釣り、令和元年(2019)の漁獲量は約111tです。鮮度の日持ちも良く、通年安定した脂肪量でクセの無い、淡泊な白身魚です。
伊豆諸島では身を醤油に漬けたものを酢飯と握った郷土料理「べっこう鮨」として利用されるほか、塩焼き、照り焼き、煮付け、フライなど、さまざまな料理に向いています。

おもな産地伊豆・小笠原諸島
旬の時期
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