東京の水産物

イワナ

イワナの特徴

ヤマメよりも暗い地色の体色に白色の小斑点が多数散在します。大きなものは腹部に橙色の斑点をもちます。河川型と降海型があり、前者は体側に小判型の斑点をもち、最大体長は50cmほど。後者は体色が銀白色で小判型の斑点は消失し、最大体長は1mほど。東京では、多摩川水系の標高約300mより上流域に河川型のみが生息しています。河川の環境破壊により極端に減少してしまいましたが、東京都水産試験場奥多摩分場(現在の奥多摩さかな養殖センター)が多摩川水系産魚の人工ふ化に成功し、大量放流が可能になりました。塩焼きが一般的ですが、素焼きにしたイワナに熱かんの日本酒を注ぐ骨酒も有名。

おもな産地 多摩川上流の渓流域
旬の時期
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