緒方湊の誌上セミナー

STUDY 41

レンコン!

「未来を見通す」として、縁起が良いとされるレンコン。
レンコンは穴の数が決まっているということはご存知ですか?品種や個体差もあるのですが、おおむね外周の穴の数は9個、真ん中に1個、合計10個です。食べる時に数えてみましょう。

問題

レンコンに穴がある理由は?

  • ① 呼吸をするため
  • ② 栄養の通り道
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正解は、① 呼吸をするためです。

<解説>

レンコンの穴は、レンコンが呼吸をするためにあいています。レンコンは沼沢地や蓮田で栽培されていて、地下25cmから35cmあたりで栽培されています。泥沼の深いところで育っているので、酸素を取り入れるために水上の葉とつながって、穴から空気(酸素)を取り込んでいます。より空気を届けるために、穴が大きくなったといわれています。

問題

レンコンを選ぶ時、レンコンの穴が
大きなものと小さなもの、どちらがおすすめ?

  • ① 大きなもの
  • ② 小さなもの
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正解は、② 小さなものです。

<解説>

レンコンの穴は呼吸のための穴ですが、空気と触れるので酸化してしまいます。
レンコンを選ぶ場合は、出来るだけレンコンの穴が小さいものを選ぶようにするのがおすすめです。また、穴の中が黒ずんでいるものは鮮度が落ちていることがあります。

問題

レンコンは部位によって食感が異なります。
「ホクホク」している食感のレンコンはどの部位でしょう?

  • ① 一番下にある部位
  • ② 一番上にある部位(先端が細い方)
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正解は、① 一番下にある部位です。

<解説>

レンコンはデンプン質や繊維の量による違いで部位によって食感が異なります。一番下にある部位はこの3つの節の中で一番最初に出来た節です。デンプン質が一番多く、ホクホクもちもちした食感になります。
逆に先端にある節は最後に出来た節なので、デンプン質が一番少なく繊維がたくさんあるので、シャキシャキした食感です。

POINT

栄養

レンコンには胃腸を回復させる粘り成分と、ビタミンC、タンニンが豊富です。粘り成分は粘膜を強化して、咳の鎮静、風邪の症状緩和に役立ちます。タンニンは血管を収縮させることで、炎症の改善につながり、ビタミンCは免疫力を高め、粘膜や皮膚の健康維持に役立ちます。
レンコンに含まれているビタミンCはデンプン質に覆われているため、加熱しても失われにくいのが特徴です。

調理

調理をする時に、レンコンを水に浸けたり、酢水に浸けたりしてアク抜きを行う場合もありますが、基本的にはアク抜きは必要ありません。アク抜きをした方が見た目には良いですが、風味や栄養が流出してしまいます。

切り方

レンコンは繊維が縦に入っているので、縦に切ると繊維を残しているのでホクホク、逆に輪切りすると繊維を断ち切るのでシャキシャキ食感になります。また、レンコンを茹でてからすりおろすとトロロのような感じになります。

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