芽キャベツ!
ニンニクとバルサミコでローストするだけ、甘くてホクホクの芽キャベツ。
定番のクリームシチューの他、ポトフ、ペペロンチーノ、フリット、ホットサラダなど何にでも合う冬の栄養満点野菜です。
問題
芽キャベツはどんな野菜?
- ① 芽キャベツが大きくなってキャベツになる
- ② 同じアブラナ科の野菜だが、キャベツとは異なる野菜
問題
芽キャベツはどの部分に出来る?
- ① キャベツのように主軸の頂芽(株の中央の芽)が結球する
- ② 茎の側面に生える
POINT
芽キャベツの栄養素
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芽キャベツには可食部100gあたり一般的なキャベツに比べて、ビタミンCは約4倍、βカロテンは約10倍、ビタミンKは約2倍もあります。
キャベツから発見され、胃や腸を守ってくれる働きのある栄養素のビタミンU(別名、キャベジン)も芽キャベツに含まれている他、葉酸の含有量は野菜のなかでもトップクラスです。
芽キャベツの芯は捨ててしまいがちですが、虫に食べられにくい芯に栄養を蓄えています。丸ごと食べることが出来るので、栄養を無駄なく摂りましょう。
切った断面に黒い部分があった場合
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黒く見えるのはアントシアニンという抗酸化作用があるポリフェノールの一種です。ブロッコリーやキャベツなど、アブラナ科の植物が寒さに当たると寒さから身(実)を守ろうとしてアントシアニンを出します。栄養価が高くなるだけでなく、芽キャベツ自体が糖分を溜めこみ甘くなります。
ブロッコリーやキャベツは紫色になりますが、芽キャベツの場合は黒っぽく見えます。なので、食べても問題ありません。品種で紫色の芽キャベツもあります。
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芽キャベツとケールを掛け合わせた「プチヴェール」。
フランス語で「小さな緑」という意味の野菜ですが、外国生まれの野菜ではなく日本生まれのアブラナ科の野菜です。
味にクセがなく、加熱するとほんのり甘くなるのが特徴。芽キャベツと同じようにわき芽が50個程度出来ます。緑色だけでなく、赤紫、白もありバラの花のような見た目が華やかです。