苦手野菜を克服しよう!
知れば知るほどおいしくなるピーマン!
こんにちは。TOKYO GROWN ナビゲーターの緒方湊です。
ピーマンが苦手という方も多いと思います。苦いから?味がえぐいから?
でも、ピーマンは食べ方によって、苦くもえぐくもなくなるって知っていましたか?
東京でもたくさん作られているピーマン、栄養もたっぷりな野菜です。
誌上セミナー第2回目はそんなピーマンを取り上げて、みんなと一緒に学んできたいと思います!
問題
苦くないピーマンはどっち?
Aは普段食べているピーマン、
Bは赤いピーマンです。
問題
苦味を抑えることができる切り方は、
次のABどちらの切り方でしょう?
おススメのピーマンの選び方
ピーマンは鮮度と美味しさが比例するので、ヘタを確認します。
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軸の切り口が新しいものを選ぶ
茶色く変色しているものは切り口から水分が蒸発しているので、軸の切り口が新しいものを選ぶようにしましょう。鮮度が落ちると苦味が出てきます。
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いかり肩のピーマンは栄養がたくさん
また、「いかり肩」のピーマンもおススメです。
栄養をしっかり吸収するには、枝にしっかりぶら下がることが出来る肩とヘタが必要なので、“肩が張っている”ピーマンがおススメです。
僕が農家さんに取材したときの写真です。
鮮度が良いと、生でかじっても全然苦くないです。
ピーマンあれこれ話
- 細かく切るともっと苦くなる!
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よくお母さんがお子さんに、ピーマンが苦手だから、細かく切って食べさせようとされることがあると思います。でも、どんどん繊維を切って、苦み成分を出しているので、それを無理やり食べることで、どんどん苦手になっていたかもしれません。
- こどもピーマンとパプリカ
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ピーマンの苦味が苦手な人は、品種改良され苦みの少ない「こどもピーマン」という品種や、パプリカなどを食べると良いかも知れませんね。嫌いなモノは無理やり食べなくても、良いと思います。無理やり食べさせて、「嫌い」っていうイメージがつくとそこからずっと食べないかもしれません。
例えばピーマンが苦手だったら、パプリカでもOKですし、他の野菜でピーマンの栄養はカバーできるかも知れません。食事が苦痛にならないように、美味しく楽しくが一番だと思います。