冬が旬の大根は甘みがあってみずみずしく、
やわらかいのが特徴です。
東京には、「大根の練馬か、練馬の大根か」と言われるほどに名をはせた練馬大根や、葉の形が丸くて可食部がとても小さな亀戸大根などがあります。
問題
辛い大根おろしに合う部分はA、Bのどちらでしょう?
おすすめの大根の選び方!
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目的によって買う部分を決めましょう。
大根のどの部分でも、切り口がみずみずしくてきめ細かいものを選ぶのが鉄則です。
上記の図のように、大根は上部(葉に近い部分)ほど甘くなり、同時に繊維の関係で歯ごたえがあります。シャキシャキ感があるので漬物やサラダに向いています。大根おろしにする為に買う場合(辛い薬味にしたい時)は、とんがった細い方を買うようにしましょう。真ん中の部分は、辛みと甘みのバランスが絶妙ですので、厚切りにして煮物に向いています。
大根あれこれ話
- 焼き魚に大根おろしの組み合わせは◎
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大根おろしが辛いのは「イソチオシアネート」という辛味成分があるからです。この「イソチオシアネート」という成分は、血液をサラサラにする作用があり、大根を生の状態で食べるとより効果を発揮します。
また、生の状態の大根には消化を助ける役割のある「ジアスターゼ」も含まれています。焼き魚や焼肉に大根おろしが添えられるのは味だけではなく、体にも良いのです。
大根おろしには、大根の皮ごと一緒にすりおろしましょう。大根の皮は食物繊維が豊富に含まれており、すりおろすと皮の部分も気になりにくいです。